「チャちい」文化

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「くらしの手帳」が大人気ですって。NHKの朝の番組の影響とか。表紙がおしゃれでしたよね。レイアウトも読みやすくて、手書きの文字もいい感じでした。編集者のセンスが光る雑誌です。
この頃、読まなくなりました。若いころ、おしゃれな生活にあこがれていたころ、いちばん読んだかも。たとえばプレーンオムレツの上手な焼き方、とか、実際生活してみると、朝、そんな暇ないし。
だから、理想がそこにある、という感じでしたね。戦後、ほんとに人々が理想に向かって前向きだった、そんな時代の象徴でしょうか。選挙権を得た母たち女性を買収しようと、御金を持ってきた人もいる、という時代です。
この雑誌で有名な商品テスト。当時売り出し中の、トースターのテストに、4万枚のトーストを使ったそうです。で、結果「どれもチャちい」という評価。「チャちい」というのは、かなり厳しい判定です。
「人間的にチャちい」て言われたら、すごく悲しいと思う。でもいま、「チャちい」ものが、社会を席巻してる気がします。小さなスマホの画面を見ながら仮想のなにかをゲットしてポイントもらう、とか。
政治家も評論家も、みんな言うことがチャちい。チャちいとは、チマチマしてる、ということではなく、見かけだけ、口先だけのだまし。こんな社会にあって、0から出発した雑誌が注目されるのは、意味深いですね。オフィシャルサイト

文豪の孫二人

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夏目漱石のアンドロイドを作るらしい。あのマツコロイドを作った人。で、会見に孫の夏目房之助サンが出席した。そうだよね、勝手にやっちゃいけないよね。で、房之助さんは、親族代表で出たのかな。
あんまり漱石に似てないよね。といっても漱石といえば千円札、というくらいだから、比較するのもどうかと思う。ユーモアは受け継いでる感じがします。でも、論文を読むと難解。そこも似てるかな。
もう一人の文豪の孫は、島崎藤村のお孫さん。東大の教授で、地質学がご専門。だから、地震のときの活断層がどうのこうの、という素人には解らない話をテレビでしていました。
なぜ、このかたが島崎藤村のお孫さんとわかったのか。それは、島崎、という姓と、御顔立ちから。それがまあ、かの藤村先生にそっくり。藤村の写真は中学校の教科書に載っていましたので、知っています。
たかだか写真一枚で「知ってる」といっていいのか、という問題の前に、この東大の島崎先生は、それはもう、そっくり。あ、藤村だよ、というくらですから。で、お孫さんはかなり物静かそう。
漱石のお孫さん、藤村のお孫さん、いずれもご活躍で、さすが、と思います。ぜひ「お爺さんの作品が読み継がれていることが鬱陶しくないか」聞きたい。だって、文学史とか、試験に必ず出るわけだし。モデルの体重について。